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■母、入院3ヶ月を越えて4ヶ月目に突入。

Blogを書けないでいる間、いろんなことがありました。まず、前に書いた母の胃の中の異物がなんだったのかは年明けすぐに判明しました。異物?そんなものは存在しませんでした。腫瘍でした。逸見政孝さん風に発表しますと、母が犯されている病気、病名は食道がんです。がんだけにガーンって、本当にそういう気持ちになりましたね。医者ががんを異物があるとか言うって一体どういうことなの!?という感じですが、思い起こせば去年の春先からものが飲み込みづらいという症状があり、持病のための通院のときにも何度も訴えていたものの、嚥下障害だとか逆流性食道炎だとか言われ、それの治療をしていたのに一向に改善されない。11月頃にはほとんどものが喉を通らなくなり唾液も飲めなくなり戻すしかなくなってしまいました。12月に掛かった肺炎も無理に食べようとした結果起こした誤嚥性肺炎だったのだと思われます。その肺炎の治療で通っていた町医者の先生がおかしいということで細かい検査の手配などしてくれなかったら今頃どうなっていたかと!!だって恐ろしいですよ?元々体重の軽い母ですが、食べれない状態が続き最終的に体重が30キロ切ってしまったんですから。

なぜこんなにまでならないと食道がんを疑ってくれなかったのか。圧倒的に男性に多いがんだからということでした。病気に男性も女性もないじゃないか!と思うのですが、そんなもんなんですかね…症状を聞いて疑ってくれたら良かったのに。可能性は低いかもしれないけどいろいろ検査したら病院だって儲かるし、こちらも何かあればあるでこれからのことを考えられるし、なければないで安心出来るのに。唾液も飲めないような状態だと食道がんの場合、かなり進行していてあまり良くない状態のことが多く、既に手術が出来ない状態のことが多いみたいですが、幸いうちの母に転移はなく、入院当初は手術を前提として治療をしていましたが、今の段階ではとりあえず手術はしない方向の治療をしています。2度の抗がん剤治療と放射線治療の経過がかなり良好だったからです。第一段階の病理検査ではがんは見つかりませんでした。もっと細かいところまで検査しているということで最終的な結果はまだ聞かされていませんが、再び化学療法となることは避けたいところ。というか、がん細胞が見つからなかったとしたらラッキーだけど、化学療法によって小さくなったとは言え腫瘍は腫瘍。それは手術で取り除く必要はないのだろうか?母に出来ているがんの位置は微妙な位置らしく声帯を傷つけてしまう可能性があることや、体力面から言っても手術はしなくて良いならそれがいちばんだけど、たくさんの?が頭の上に…。

先生から経過説明のために呼ばれたときも聞くのが精一杯で、母と話していてあとからあれはどういうことなんだろうね?とかそういう感じで疑問や分からないことがちょいちょい出てくる。そもそも私も治療計画や経過説明を家族の方も一緒にという感じで呼び出されているわけで、なかなかないことなので自覚はなくとも緊張しているのか頭が追いつかないというか…ちょっとかみ砕いて分かりやすく詳しく説明してくれる池上彰的な人を連れて来てー!って感じなんですけど(笑)。威圧的な感じは全くないけれど、大学病院なのでなんていうか余計なこと言わないし説明が簡潔。たくさん患者さんもいるししょうがないのかなとも思うけど、もうちょっとかみ砕いて説明してくれたらいいのになと思ったのでした。母は大人しく言うこと聞いて全て任せて治療を受けているけどちゃんと理解して納得してるのかなぁ。先生は母に合った治療法を選択してくれていると信じているけれど、手術するにしてもしないにしてもこの先のこともあるわけだし、私は家族としてちゃんと理解して納得したいと思うので、退院するまでには疑問に思ったことはちゃんと聞いておきたいと思う。

今現在、母は元気です。病気が治ったということではなくて精神的に元気ということ。良く笑うようになったし、12月の肺炎のときなんかはこのまま死んじゃったらどうしようと思うくらい弱っていたのでね。今振り返ってみると、抗がん剤と放射線やってたときはやっぱりしんどそうだったなと。だけどそれ以上に何も食べられなくて頑張って食べようとして起こした肺炎のときがいちばん状態が悪かった。だから入院してからの方がよっぽど元気に見えるし、表情が全然違う。ホントこのまま何事もなかったように治ってくれたらいいのになと祈るばかり。


入院している間に母は63歳の誕生日を迎えました。飲み物やなめらかなものしか喉を通らないので病院に併設されているスタバでコーヒー&クリームフラペチーノとコーヒー&クリームラテで気持ちだけはどんちゃん騒ぎ。飲めるようになっただけでもかなりの進歩なんですよ。この頃にはもう飲み物だけはよく飲めるようになってた記憶。今では喉を鳴らして飲み物を飲めるようになりました。入院してからは誤嚥して肺炎になる可能性があるから食事は一切なし。飲み物やなめらかなもの、プリンやヨーグルトは摂ってもいいということですがそんなんじゃ栄養はもちろん足りず、基本的には点滴で栄養を摂っています。今は狭窄部を広げる処置を2回ほどしたところで、今日3回目の処置がある。今週病院から重湯が何食か出ましたが喉のところでゴボゴボして不快だったようで、自分でヨーグルトとかプリン買って食べる方がいいですかね?と聞かれたときに黙って頷いたら中止になったとのこと(笑)。大きな声では言えませんが…実はこっそり固形物も食べてます。小さくちぎって食べられるようなものなら自分で調節出来るようで食べて喜んでます。まぁそれくらい元気ということです。何も食べれなかったり、食べようとしてみてダメで苦しそうに戻してるときのことを思うと回復っぷりに感動します。

今までで病院から母と一緒に外出したのは3回。抗がん剤やったら髪の毛が抜けると思っていたら抜けなかったので髪の毛を切りたいということで、2回目の抗がん剤が始まる前に。このときは髪の毛を切ってからガストに入ってみたけど雑炊が喉を通らずツラそうでちょっと落ち込んだね…。1ヶ月以上病院から一歩も外に出てなかったので気分転換くらいにはなったかなって程度でした。そうそう、髪の毛は2回の抗がん剤治療でもほとんど抜けませんでした。いや、たぶん抜けてるとは思うけど、帽子やウイッグが必要なほどではなく…副作用に個人差があるのはもちろんのこと、どうも抗がん剤にもいろいろあるようで、食道がんに使われる抗がん剤はそこまで脱毛の副作用は出てこない?というか個人差の問題なのかな。とにかく現時点ではほとんど問題ないのでこれもラッキーなことの1つでした。もちろん今後3回目の抗がん剤をやるようなことになったらどうなるかわかりませんが。


2回目の外出はサンシャインで開催されていた芥川製菓のチョコレートのアウトレットセールへ。これは4月17日のことなんだけど、この頃にはもう本当に元気って感じで逆に心配しちゃうくらい。そんなに歩き回ったり興奮して大丈夫なの?みたいな(笑)。このアウトレットセールの頃にはもうさすがに退院してるよね〜と話していたのに退院出来てませんでした(爆)。でも何の問題もなく外出出来るくらいになっていたのでそれは良かった。そもそも最初の外出のときは予定していた外出の前の晩に高熱を出してしまって一度流れていたのでね。この日はお昼にびっくりドンキーに行ってハンバーグを食べました。母はライスは食べることは出来なかったけど、ちみちみと1口を小さく時間を掛けてハンバーグ一個と付け合わせのポテトとコロコロした野菜のソテーみたいなものを食べきりました。すごい。アウトレットセールでは欲が爆発。お互い8000円くらい買い込んでこりゃ重くて持って帰れないね…ということで宅急便に託しました(笑)。


3回目の外出は4月24日で、まさか2週続けて外出したいというとは思っていなかったのでビックリしたけど、どこ行くよ?って聞いたら、芥川製菓のアウトレットセールが唯一の池袋ショッピングパークにある直営店で行われているのでそっちも見てみようよ!とのこと(笑)。どちらにしてもそこではあまり買うものもないでしょってことで、母は他にも行き場所を考えていた…。前に私が北千住にあるドンレミーのアウトレットがすごい良かったよという話をしていたのを覚えていて暇で病室で携帯で調べていたらしく、上野の店舗なら電車に乗ってすぐだし行ってみたい!とのこと(笑)。芥川製菓を覗いてすぐにお昼ごはんに【A】PIZZAに行ったんだけど、こちらも母のリクエストで。病室でちみちみこそこそとパンをちぎって食べているのもあって、ピザならパンと似てるし食べ慣れてるからいいかもということでチョイス。以前にも母と一緒に来たことがあって美味しい美味しいと母にしてはたくさん食べていたのです。

やっぱりここはいつ来ても美味しいし、接客の感じがとても良い。適度にフレンドリー、だけど馴れ馴れしくない。親しみと好感の持てるお店。前にも飲んでとっても美味しかった、見た目もかわいいローズ&ローズヒップソーダがあったので飲んだ。この味どこでも飲んだことがない味なんだけどどうやったら自宅で作れるだろうか…。とても爽やかで美味しい。


母はしらすと大葉のピッツァ、私はポルチーニとパンチェッタのホワイトピッツァ。サラダとドリンクのセットだったので、サラダが付いてきたんだけど、母が食べれるか心配したのもつかの間。全部食べれました!たぶんね、生野菜なんて食べたの半年以上振りだったんだよね。美味しい美味しいと食べる母の姿が嬉しくて。ピザは元々カットする大きさを選べるんだけど、いちばん小さい1/8カットにしてもらってシェアして食べた。何の問題もなく食べれてまた感動。時間を掛けてちみちみハンバーグ食べたのが1週間前のこととは思えないくらい。日に日に良くなっているんだなぁと実感した出来事でした。ランチのあとは上野のドンレミーへ。天気も良かったので杏仁豆腐とフルーツの乗ったアラモードを買って不忍池を眺めながら食べたのでした。病室でこっそり食べる切れ端スイーツもちゃっかり買ってましたよ。上野から戻ってからベローチェでコーヒー飲んで病院へ帰った。とても楽しかったみたいで表情も良く、何より良くなっていることを本人がいちばん自覚して嬉しかったんじゃないかなと思った。2回目の外出のときは食事はちょっと苦労したけど、3回目はそこまで支障なかったので。病院にこもってばかりでは分かりづらいことも家で普通に生活しているときのように外出してみると実感することも多かったんじゃないかな。

そんなわけで、だいぶ良い方向へ向かっていますが処置と経過の検査はもちろん、たぶん病院から普通の食事が出るようになって問題なく飲食できるようになってから退院だと思うので、まだもうしばらく入院生活は続くかと思います。細胞診検査の結果次第でも治療計画が変わる可能性はあります。でもやっと先が見えてきて少しホッとしたという感じでしょうか。入院した頃はまだ寒い2月の初めだったというのに今ではもう半袖で外を歩いてる人がいる季節になってしまいました。まさかこんなに長くなるとは思ってなかったけど、ここまで来たらなるべく良い状態で退院して欲しいと思うのでもうしばらく頑張って欲しいですね。まだ全然親孝行出来てないのでなるべく元気に長生きしてもらわなければ。私自身もいろいろ考えることが増えて大変と言えば大変でしたが、今回のことに限らず、先のことを考えながらやっていかないといけないなと、自分の人生や母との関係について考える良い機会になりました。あのときはホント大変だったねと、もうちょっと後で笑っていれるといいと思います。 

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