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■太陽と毒ぐも/角田光代

太陽と毒ぐも (文春文庫 か 32-4)
太陽と毒ぐも/角田光代

帯には“すれちがう恋人たちの、ばっかみたいな日常を描いた11のラブストーリー”と書いてあります。

慣れてない作家さんの作品を読むときは断然短編が入りやすい。『トリップ』も面白かったけど、こちらも面白かった。いや、かなり。

ほんの小さな考え方の違いや、習慣の違いが、一緒に暮らすとなると本人たちの間では大問題になり、嫌悪の対象になったりして。でも、嫌悪する部分があるからといって、愛してないわけじゃない。諦めたり、妥協したり、譲り合ったり、取り入れたり、そんなお話ばかり11編。

どれもこれも面白くて印象深いんだけど、特に心に残ってるのが、窃盗癖のある彼女を持つ彼氏が主人公の、「共有過去」。もしあのとき、自分が相手に対してあんなことを言わなかったらこうはなってなかったのかも!?という経験は誰にでもあるはず。「二者択一」は、お酒が大好きな主人公の彼氏は全くの下戸。お酒が好きな人ならば酔っぱらうことの気持ちよさを知っているけれど、彼氏には理解不能。

身近なカップルもこういったちょっとした問題を抱えているのかもしれないな〜と思ってみたり。なかなか興味深く、想像しやすい作品でした。

■プラナリア/山本文緒

プラナリア (文春文庫)
プラナリア/山本文緒

直木賞受賞作品。現代の無職をめぐる心模様を描いて共感を呼んだベストセラー短編集、と裏表紙に紹介されています。とは言え、現代のニートを取り上げているわけではなく、何かが切っ掛けでそうなってしまった人や、大学院に進んだために仕事をしてないとか、そういうもの。

私は山本文緒さんの小説はほとんど読破しているけど(これも読むの2回目)、短編も短編でいいけど、私は断然長編小説が好きだなぁ、と思う。

これは短編集とは言え、1本がそこそこの文章量だったので良かったけど。なんか、長編の方が主人公の性格が分かるというか…そういう意味で好きなのかも。山本さんの作品に限らず。

何かが切っ掛けで全て面倒になっちゃったり、投げやりになってしまう気持ち、よく分かるなぁ…と思いながら読んでいたけれど、痛々しく思える場面もあり…自分が投げやりになっていたりしていたときは、他人から見たらやっぱり痛々しかったんだろうか…とか考えた。

タイトルにもなっている、「プラナリア」の主人公の気持ち…ちょっと分かる気がする。本当にどうしたらいいのか分からない、そんなときは事実を話題に上げて盾にしする。周りに気を遣わせてしまうのが分かっていてもね。だけど事実は事実なんだもんな。私にも経験あるし。あとは、なんとなく浮いている主人公が印象的な、「あいあるあした」が心に残ったかな。

■トリップ/角田光代

トリップ (光文社文庫)
トリップ/角田光代

小さな商店街を舞台にした短編集。それぞれが自分の置かれた環境の中で様々なことを思いながら生きている。幸せでも不幸でもない、それが平凡?

小さなことに苛ついたり、怒ったり。またそれを流してみたり、流せなかったり。言いたいことが言えなかったり、誰もが遭遇するちょっとした違和感。なんだか妙にリアルに感じる作品でした。

どれもこれも面白かったけど、特に印象に残っているのが、「秋のひまわり」と「サイガイホテル」。また、「ビジョン」の一節が自分と重なり興味深かった。

角田光代さんは、ちゃんと読んだのはこれが初めてだったけど、読みやすいのでちょっとずつ読んで行こうと思った。

■ラヴァーズ・キス

ラヴァーズ・キス
ラヴァーズ・キス/吉田秋生

『海街diary 1 蝉時雨のやむ頃』が良かったので、買ってみました。っていうか、ラルクのあとに北与野駅前にある本屋ではっちゃけた結果なんですけどね(笑)。はっちゃけ仲間がいると心強いよ!梅下さん!(´∀`*)ウフフ

いろいろと吉田秋生さんのことや作品を調べてみると、例えば『BANANA FISH』にしても、男同士の熱い友情、戦いが描かれているためにボーイズラブみたいなとらえ方がされることもある、と書かれていたけど、『ラバーズ・キス』を読んでちょっと分かった気がした。残念ながら私は、腐女子フィルターが備わっていないようなので、普通に読めてしまうだろうけど、見る人が見たらそういう視点で見れるものなんだろうな、とまだ内容を知らないながらも思った。あさのあつこさんの小説、『バッテリー』も腐女子フィルターが備わっている人にしたらたまらないらしいじゃないっすか(腐女子フィルターはなくとも知識だけはある私)。

もちろん、作者はそういう意図でかいているわけではないのは分かる。そういうのは元から耽美系にカテゴライズされるんだよ!(笑)『ラヴァーズ・キス』を読んで、思ったことは、いろいろあるけれど、とりあえず、サラッと同姓に対する恋愛感情を描ける=男性・女性である前に私たちは人間だ、ということだよね。広い視点から人間関係や感情を描いているんだなぁ、と思った。私は女性に恋をしたことはないけれど、正直性別なんて関係ないと思う。好き、の対象が男性か女性かなんてあんまり関係ない。日常的な場面を描きつつも、内容はかなり高次元だな、という印象を受けた。それは『海街diary 1 蝉時雨のやむ頃』でも。となると、名作と呼ばれている『BANANA FISH』はいい意味で私にとってとんでもない内容なんだろうなと思う。

里伽子と朋章の関係がすごく羨ましく思えた。私の解釈でしかないけれど、傷に直接触れることなく、傷が癒えていくのが伝わってきて、読みながらスーッと心が軽くなった。里伽子が妹の依里子に初めて感情をぶつけるシーンもすごく印象深い。自分を変える何かに出会い、変わっていくときというのは、ものすごいエネルギーがいるけど、すごく充実しているときだと思う。そして、1つ1つが本当の自分に出会うための大切なこと。なんかすっごい今の自分と重なった。私毎日ヘトヘトなんですよ?(笑)←エミちゃんにしか分からなそうだ

私の中に、言葉では言い表せない“何か”を残してくれた作品でした。まだ2作品しか読んでいないけれど、吉田秋生さんは、私に“何か”を残してくれる作家さんなんだな、と確信した瞬間でもありました。来年はとりあえず『夜叉』行ってみたいな!さっきwikiのあらすじ読んでいたらメラメラしてきた。

■海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

海街diary 1 蝉時雨のやむ頃
海街diary 1 蝉時雨のやむ頃/吉田秋生

昨日、エミちゃんと電話をしていて感性とか感受性とかの話になった。エミちゃんはこのマンガを読んで泣いたけど、彼氏はあまり何も感じなかったみたいだ、という話を聞いて、ものすごく興味を持ったので、早速購入。ってかすぐ見つかって良かったよ。駅構内の本屋なのに優秀!

吉田秋生さんの作品は、以前エミちゃんに勧められて『BANANA FISH』を借りたものの…読めなかったんだよね。そこそこ巻数があるので、入り込めるまでちょっと時間掛かるかもーとは聞いてたけど、本当に入り込めず、挫折してしまった(笑)。なので、初めて読む吉田秋生さんの作品。

仕事の休憩中に待ちきれず読んでいたんですけど、これは泣くね。何気ない日常を描いた作品だけど、心臓をギュッと捕まれた感じ。いろいろな種類の複雑・切ない気持ちの表現がなんとも言えない。ネタバレになるので詳しくは書かないけど、すずが号泣するところ…気持ちが入りすぎて自分も号泣ですよ。絵もすごくキレイで、笑えるところもあって、すごく読みやすくて良かった。そして何より、とても温かい作品だと思う。

さて、こうなったら『BANANA FISH』読めるかな!?『BANANA FISH』に限らず、他の作品も積極的に読んでみたいと思えました。そろそろマンガ生活も復活かしら。今回、強く思ったことは、エミちゃんと梅下さんがおすすめしてくれるマンガは外れなしということです(笑)。エミちゃんと梅下さんのおかげで出会えた漫画家さんいっぱいいるもんな〜。感謝!

■私はガッツリ男性脳。

しあわせ脳学習帖 ―男ゴコロの取扱説明書―
しあわせ脳学習帖 ―男ゴコロの取扱説明書―

ちょっと前に暇つぶしに買った本。恋愛のハウツー本だと思ったら大間違い。もちろん、恋愛に役立つお話はありますが、それが核になっているわけではない。男性と女性の脳の作りの違いについての本です。この本を手に取った理由は、どんだけ自分が男性寄りの脳なのか知りたかったから。最初に簡単なテストがあるんだけど、女性向けに書かれているので、診断結果の書き方も女性向けの書き方なんですが、私は『男性脳取扱者・準1級』(最上級)でしたよ。

あー、あるある!みたいな例がいっぱいあった。いくら自分が男性寄りの脳とは言え、もちろん一応は女性ですから、女性側の気持ちも分かる。でも、男性がしがちな事・言動でこれ私!みたいなのがたくさん。

本にも書いてあったことですが、例えば、男性が女性の持っているバッグを褒めます。「そのバッグいいね!」女性は、“このバッグを買った私のセンスを褒めて欲しいんだけど〜…”思う傾向にあるわけです。でも、男性は自分が大切にしているものも自分の一部として捉える脳の作りなので、バッグを褒める=相手を褒めているということになるらしい。確かに、自分の経験で考えてみると、確かにバッグを褒める=相手を褒めている気がする。そして、車好きでこだわりのある男性なら、車も自分の一部というような考えなので、泥がついて汚い靴では車に乗って欲しくなかったり、何かコレクションをしていて部屋に飾ってあるような男性なら、それらをむやみやたらに触っては欲しくないものらしい。そんなことしようものなら、無神経なやつだな…と思われてしまうみたいです。車に関しては誰でもそうかもしれないけど、確かに、何かのコレクションなんか見るとついつい手にとって見てみたくなりますわな。でもそれもちゃんと許可を取ってから、もしくはそれについて熱く語らせてあげつつ、見せてもらうのがいいみたい(笑)。これは、女性も結構多いと思うけどね。っていうか勝手にものを触られたくない、という真意がなんなのかってところだよね。ただ神経質で勝手にものを触られるのが嫌なのか、それが大切なものだから触られるのが嫌なのか。ここの見極めは難しいかも。私も、なんでも触っていただいて結構!だけどそれだけはこだわりがあるから待って!って思うことは結構あるかも。

私は常々、直球に来てくれないとわからん!と言ってるけど、それも男性の脳の特徴らしい。女性は長い説明に強かったり、感覚で話をすることが当たり前だけど、男性はそれじゃ分からない、と。これも、本の中からの話だけど、彼からなかなかメールの返事が来なくて不満な女性は、彼に、「全然メールの返事ないから心配しちゃった。メールの打つ暇くらいあるでしょ?そういえばこの間だって…」と、やんわりメールの催促に加えて、思い出したように遠回しに不満を言い出すわけですが、心配しちゃった、それくらい時間取れるでしょ?なんて言いながら、返事くれよ!というのが真意なわけで、それに付け加えて、他の不満を遠回しに言うと、男性は、「結局何が言いたいの?」と思うだけで、効果的ではないみたい。女性に向けて言うのなら、長い説明にも強いし、感覚や雰囲気で相手の言いたいことを察知することが得意だけど(これは女性の脳の特徴らしい)、男性には全然駄目。「メールの返事は必ずしてよね!待ってるんだから!」くらい言ってちょうどいいみたい。確かに、私もそれくらい言われないと、緊急だったり連絡事項以外のメールは気が向かないと返さない傾向。そして、直球で言われると「はい!」ってなる。

すごく納得した話が仕事の話。何か失敗したときに、女性はその結果に至った過程を1から話して結果を話すことが多く(そうしないと分かってもらえないという思いこみがあるらしい)、途中で上司が怒り出したり、途中で「で、どうなったの?」と話をぶった切って結論を促すパターンが多いという話。男性の場合は、失敗してしまったという結果から報告し、その後に、現状と今後の対策を報告する、という話。

私は、仕事ではあまり失敗はしない方かと思うけど、連絡の行き違いや、予定通りに仕事が進まなかったときには、結果から報告して現状と伝えた上で、どのような対策をしていて、こういう流れで進めます、と計画を話していたなぁ。具体的には、ドメインの更新がパスワードとID紛失により、予定通り出来ずに、あたふたしていたときに、「ドメインの更新が出来ません。どうしたらいいか問い合わせたところ、契約者の身分証のコピーをFAXして確認が取れれば更新出来るとのことなので、早急に送りました。確認が取れ次第、明日の朝いちで●●くんに振り込みをしてもらうようお願いしました。今後は分からなくならないように、諸々契約者の情報やID、パスワードの統一をしようと思います。」みたいな。でもこれって当たり前のことだよね?しかし、この振り込みを頼んだ●●くんは男性のくせに、ものすごい女性脳なので、1から過程を話して10に結果を報告するタイプだった…そして、いつも私と比べられていた。「○○(←私)はいつも分かりやすくていい仕事をするのに、おまえはねちねちねちねち一体なんなんだ!」と(笑)。出来る女性ってのはこれが出来ているんだろうなぁ、と思う。自分が出来る女と言いたいわけではないよ!ただ男性脳寄りなだけ。これが出来ないからと言って、出来ない女性なわけじゃない。女性と男性では役割が違うのだから。男性でこれが出来ない人が出来ない男になってしまうんだと思う。出来る上司からしたら。っていうか、これが出来てないと上司も上司にはなってないと思う。これが出来る女性っていうのが、バリバリやっている女社長だったりするんでしょうね。

もちろん、血液型と同じで、典型的な人もいればそうでない人もいるので、全てに当てはまるわけではない。実際、うわ!あの人かなり女性寄りの脳だなぁ、と思う人もいるし。だけど、すごく納得するような例がたくさんあった。必要に応じて、男性が理解しやすい言い方や、好感を持たれる接し方をしてみたいと思った。

なんか、何気にすごく奧が深い内容だったので、私のこの感想じゃ、1/3も伝わらないですよ。私は仕事の話がすごく印象に残ってるんだけど、子育てに役立つ話から、恋愛に使えるような例もたくさんあったので、気になった人は是非読んでみて欲しいと思う。身近な人なら貸しますよ!

■キャンディーの色は赤。

キャンディーの色は赤。 (Feelコミックス)
キャンディーの色は赤。/魚喃キリコ

熊マスクのblogで新刊が出ていることを知って、早速買いに行ってきた。

なんか、今回の作品はあんまりピンと来なかったな〜。詞的な部分も多く、なんかちょっと読みたかった感じと違った。勝手に期待しておいて文句付けるなよ!っちゅー話ですが。個人的には、短編じゃなくて、「南瓜とマヨネーズ」のようなボリュームの漫画らしい作品が読みたいなぁ。

■1億5千万円の恋 ホストに恋した4年の日々

1億5千万円の恋 ホストに恋した4年の日々

平積み、面出しで並んでいて、タイトルが気になったので手に取って、よくよく見てみるとサブタイトルに“ホストに恋した4年の日々”って書いてある。2000年からネット上で付けていた日記が本になったもの。要するに本当のお話。この手の内容の本って、自分には全く未知の世界なので単純に興味があるということと、基本日記だから気楽に読めるし、というのでなんとなく買うことが多い。今回もそんな感じ。

主人公のなおは、お嬢様育ちで優秀な学校を出たOL。アルバイトでキャバクラに勤めていたときに覚えたホスト遊びは、ときどきOLになってからもしていて、偶然出会った1人のホスト・翼に恋をしてしまい、ソープ嬢になり、稼いだお金をすべてその彼に貢ぎながら愛を示す…みたいな感じ。

まだOLしながら遊んでいるときは、純粋な印象で、電話が来ただけで有頂天になって寝ないで仕事行っても元気!なぜなら翼の声が聞けたから!みたいな感じなんだけど、やっぱりどんどん変わっていく。ホストにハマッた1人の風俗嬢の日記とは言え、なかなか深かった。日記だからか、そのときそのときの感情がわかりやすくて、後半に行けば行くほど暗くなっていく…。

愛情の示し方は人によってそれぞれだと思う。でも、どうなんだろうね?付き合うことが目的ではなく、変に頭がいいので、自分は客だということをわきまえていて、プライベートには介入できないから、自分がたくさんお金を使って彼を経済面で安定させてあげる、それが彼女の愛の形だった。

ホストなんていったら、その気にさせてお金を搾り取る、みたいなイメージしかない私なので、もっと違う形でなんとか出来なかったのかな?と思うのだけれど、きっと夜の世界には夜の世界のルールやしきたりがあって、それに沿った彼女なりの愛の示し方だったのかなーと思う。

私の視点で言ってしまえば、間違ってるんじゃないか?ということになるけど、彼女は後悔していないと言っているので、そっか、ありなのか。と思う。でも、この人は、相手が普通の男性だったらどんな風に恋をしたのかと思うと非常に気になる。たまたま、相手がホストだったから、それに合った恋の仕方をしただけなんだろうけど。

この翼というホストはどういう目で彼女を見ていたのかも気になるところ。すれ違い始めてからの2人のやりとりを見ていると、もしかしたらどうにかなってたのかも?と思う節も。ソープ嬢という仕事と、ホストという仕事で、お互いいっぱいいっぱいで、見えなかったことだとか、見えなくなってしまったことだとか、そういうものが大きくて、ギスギスしてしまったみたいだから、2人にもし余裕があれば何か違ってたのかも…と思った。

とか言ってる私は、ホストに行ってハマッたらお金を搾り取られて騙されるタイプなんでしょうかね?(笑)ホストじゃなくても騙されやすいのに、危ない危ない!(笑)

まぁね、とりあえず一言。相手や状況がどうであれ、こんなにも人を好きになれることが羨ましいです、切実に。思ってたよりも、だいぶ深い内容で重かった。

■AWAKE TOUR 2005/L'Arc-en-Ciel

AWAKE TOUR 2005

画像のイメージがなかったのでテキストリンクで。っていうか画像イメージないの多すぎじゃないのか。Amazonしっかりたのむ。

そんなワケで、珍しくL'Arc-en-Cielの映像作品を発売日に買ってしまいました。ラルクの映像作品自体、今回のものを含め2作しか持っていない。それなのに今回発売日に買ってしまったのは、言うまでもなくAWAKE TOURが素晴らしかったから。LIVEレポが全部書き上がってからUPしたことを知らせようと思いながら、中途半端になってたりして。ASIAツアーのドームは2DAYSともUPしたけど、AWAKEの代々木はまだ1公演のみ。ついでに言うとTAKUIのレポもUPしてあります、こっそりと。興味ある方はご覧あれ。

話は反れましたが、とにかくAWAKEツアーが良かったので、発売日に買ってしまったワケです。買って帰ってきてすぐに見たんですけどね、ほぼ完全収録と言える感じで、メンバーの気合いはもちろん会場の盛り上がりも、すごく伝わってきます。

見所はたくさんありますが…とりあえず1曲目からやられまくります。hydeが軍服を着ています。そしてこの1曲目「AS ONE」カッコイイです。このAWAKEというアルバムの中でいちばん好きかも知れない。LIVEで見たときと全く同じ反応を無意識にしながら見てしまいましたよ。軍服の衝撃、「My Dear」でkenちゃんがギターを持たずにコーラスに徹しているところ、「REVELATION」でのhydeの法王。「REVELATION」が始まる前の、張りつめた雰囲気がとても好きです。ファンが拳を振り上げてオイオイ言ってる感じがたまらない。昔の幻想的(?)なラルクが好きな人にはきっと信じられないくらいROCKな感じなんだろうなぁ、と思います。私はこんな感じの思いっきりROCKしてるラルクが好きだったりするのです。

AWAKEというアルバムですが、素晴らしいのは曲だけじゃなく、LIVEでの舞台セットや演出も、かなり良かったです。特に印象に残っているのが、「NEO UNIVERSE」の感じで、ものすごく開放的な雰囲気で素敵でした。他にも「叙情詩」の背景や、「forbidden lover」の兵隊さんが床と平行にセットを上へ歩いていく感じ。そしてラストの「星空」の花と星が散りばめられているような金色の雨。希望と幸せ、平和に包まれている感じがしてとても良かったです。格好良く、温かいLIVE映像になってます。yukihiroの歌う「花葬」も見れますよ!

このツアー中、反戦や平和、チャリティーなどについてMCすることが多かったhyde。ラストの「星空」の前に入っているMCでも言っています。そしてhydeが「星空」を歌いながらキレイな涙を流しています。このLIVEでは、正直ラルクでは味わえると思ってなかった類の幸福感が味わえました。それが映像でもしっかり伝わってくるので、LIVEに参加出来なかった人はもちろん、昔のラルクにしか興味がないという人にも見て欲しい作品です。きっと、今のラルクの良さが伝わるはずです。

■血と骨

血と骨 通常版

「血と骨」という作品を知ったのは3年くらい前で、本屋に平積みされた文庫本を見たことが切っ掛け。目にとまったのは、ポップが立てられていたからで、ダウンタウン松本人志が絶賛のコメントと共に、誰か映画化してくれないかな〜と書いてあった。なんとなく上巻を買ったものの、なんとなく読みづらくて乗らず、最初の方だけ読んでほったらかしにしてたら、あれよあれよという間にときが過ぎ、映画化というニュースが飛び込んできて、「お、まっちゃんやったじゃん。」と思ったのを覚えている。原作を先に読んでから映画を見ると、どうしても映画がちんけに感じてしまうので、ほったらかしておいてある意味良かった。また、映画を見てから原作を読むと、読みやすく、2時間ちょっとという枠の中で描ききれなかった部分も書かれているのでお得感もあったりして。映画も見たことだし、原作も近々読み直し、読み進めてみようと思う。

金俊平という男の人生を軸に、戦後の在日朝鮮人の生き様を描いた作品。暴力的で、金・女・酒に貪欲。自分勝手に自己を貫き通し生きた男・金俊平。家族は父親を恐れながら生活していた。

鈴木京香が本気の濡れ場に挑戦、とかなんとか騒がれていたと記憶してるんだけど、セックスシーンで乳を出してないのは鈴木京香だけだったので、あんまり印象的じゃない。セックスシーンでインパクトがあったのは、第2の愛人・定子。色っぽかったのは先に出てきた第1の愛人・清子役の中村優子。第2の愛人・定子は出てきた瞬間見入ってしまった。だってあしたまにあ〜な(9月で終了したんだね)でお馴染みの濱田マリだったんですもの。モダンチョキチョキズだよ!しかも乳出してるよ!モダンチョキチョキズなのに!ってな具合でとても衝撃的でした。全てのセックスシーンが泥臭いくらいに生々しい感じだった。妙にリアル。モザイク入りまくり。

金俊平を演じるビートたけしの存在感・威圧感がとにかくすごかった。キレてちゃぶ台をひっくり返して、暴れてガラスを割る、家を壊す、人を殴る、蹴る。セックスさえも暴力に見える…。とにかく暴力的で、黙って座ってるだけで威圧感。金俊平が何か言葉を発する度に、また暴力行為か!とドキドキしてしまった。

俊平が15のときに寝取った人妻に出来た子供がオダギリジョー演じる朴武。それまでも、それ以降もみんな俊平を恐れているというのに、朴武はびくともしない。蒲鉾工場の成功で富を得ていた俊平からお金をもらって出て行こうとする朴武だが、大乱闘になる。そのシーンは特にすざまじい。オダギリジョーの出演シーンはこの乱闘シーンを含め、ちょっとしか出てないのに最優秀助演男優賞を受賞した。このオダギリジョーが出てるシーンだけ、空気が違う感じで、ビートたけしと違った種類の存在感があって、とても印象的。最優秀助演男優賞を取るのもうなづける。

とにかく女とセックスをして、女に自分の子供を産ませるということに執着していて、清子との間に子供が出来ず、「精付けてさっさと俺の子供産まんかい!」と怒鳴りつけながら食べ物を無理矢理口に入れる…その様は異様なほど。また、蒲鉾工場で得たお金を元に、貸金業を始めた俊平が、年老いて身体が悪くなっても、取り立てに行くのには、恐怖感に似た感情を覚えた。金俊平は一体何を望んでいたのか…。

暴力奮いまくり、本妻以外とセックスしまくり。だけどなんか憎めない…というか、確かにハチャメチャで自分勝手で怖い印象なんだけれども、どこか1本の大きな柱を感じるような男、そんな印象を受けた。私にとっては、ちょっと難しいテーマだったと思う。1度見ただけじゃ理解出来ない。こんなことを言いたいのかな…というものはなんとなく伝わってくるんだけど、それを言葉に出来ないというか。掴めそうで掴めない主題という感じだった。見終わったあとに浮かんだキーワードとしては、生命力、執着心という感じ。金俊平はもちろん、愛人たちには、なんだかとてつもない生命力と執着心を感じた。

基本的にモヤモヤ感が残る作品。前に書いた「モンスター」ほどの後味の悪さはないけれど。どっちにしても考えさせられる作品でしょう。原作を読んだ人の声を見ていると、ここは入れておくべきだったのに!というところがやはりあるらしいので、やっぱり読むべきだな、と思った。上巻下巻と分厚く長い物語が2時間半にはやっぱり納まらないよな、と。私がこの作品から何かを感じ取るのは原作を読み終えたときかもしれません。

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